狐六方【きつねろっぽう】 狐のような身振【みぶ】りをしながら花道を引っ込む六方です。手を軽く握【にぎ】って狐の手を表現します。『義経千本桜【よしつねせんぼんざくら】』の「鳥居前の場【とりいまえのば】」に出てくる源九郎狐【げんくろうぎつね】の引っ込みに使われます。
六方(ろっぽう)とは、歌舞伎・人形浄瑠璃・舞踊の演出のひとつ。六法とも書く。伊達や勇壮なさまなどを誇張したり美化した荒事の要素をもつ所作で、名称は天地と東西南北の六つの方向に手を動かすことに由来する。基本動作は、左足を出すときは左手を右足を出すときは右手をそれぞれ出す俗に「なんば」というもので様式を重んじる。 歌舞伎では ...
· 六方(ろっぽう)とは。意味や解説、類語。1 東西南北と上下との六つの方向。2 六つの平面で囲まれた立体。六面体。3 (「六法」とも書く)歌舞伎の特殊演技の一。先行芸能・祭礼行事などの歩き方を様式的に誇張・美化したもの。主に荒事の引っ込みの芸として演じられ、飛び六方・丹前 ...
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 六方の用語解説 - 歌舞伎の演技のなかで,歩き方を様式的に美化した芸をいう。近世初期の侠客,六方者や伊達者などの風俗を取入れたものといわれる。両手を振りながら歩くもので,初め出端 (では) の演技であったが,享保期 (1716~36) から引 …
六方の語源については様々あるようですが、一説では江戸の「六方組」と称する「ならず者」たちの気取った歩き方、また「天地東西南北」の六方向に手足を動かすからという説も有力です。六方はその足使いから「踏む」と表現されますが、手の動作を ...
「六法」(六方とも書く)というのは、歌舞伎の演技・演出用語で、主として荒事で用いられる手と足を大きく振るのを基本にして、歩く姿・歩く仕草・歩く風俗を誇張して見せるものです。 この「六法」を演ずることを「六法を踏む」と言います。 「六法を踏む」という使い方をした場合、この「六法」は歌舞伎の用語の意味合いになり、法律の六法とは関係が ...
世界大百科事典 第2版 - 六方(六法)の用語解説 - 歌舞伎,人形浄瑠璃の演技・演出用語。手足を大きく動かす演技。〈振る〉〈踏む〉の動詞を伴うように,手を振り,足を踏みしめることを基本にする。語義については種々の説がある。古来から祭祀や芸能の記録に〈練る〉〈走る〉と称す …
飛(び)六方(とびろっぽう)とは。意味や解説、類語。歌舞伎の六方の一。一足ずつにはずみをつけて飛ぶように踏む六方。走っていくようすを表すもので、「勧進帳」の弁慶などにみられる。 - goo国語辞書は30万3千件語以上を収録。政治・経済・医学・ITなど、最新用語の追加も定 …
· 「六方を踏む」 という表現は、どこかで見たことがあるような気がしたが、さて、どういう意味だったろうか、と思った。 「六方」 というのは、歌舞伎の方の言葉のようだ。 「歌舞伎への誘い」 というサイトの によれば
· 六方とは「東西南北、天と地」をあらわす。 これは歌舞伎「弁慶」を見た時に知った。 弁慶が花道から引っ込む時に六方を踏む。 弁慶の勇ましさを表現し、クライマックスに用いられる。 富樫の思いやりを背に感じながら、自分の逞しさ、勇ましさを東西南北天と地に見せつけながら舞台 ...
Family reunions sometimes leave us with feud for thought.
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